=協会交流事業=
2025(R7)年度の活動をご紹介します
◇海外交流チーム

Topic01 韓国 利川市 市民・文化交流 8/29-9/1

昨(R6)年 度、利川「⻲遊び保存会」の公演で、「すいりょう太鼓」がケンケト保存会とコラボしたが、今回、市民交流団14名と共に市文化交流事業として6名のすいりょう太鼓団員が訪問。30⽇には利川無形 文化遺産伝授館でのイベント「⾵流」で、来場者に⼤きな感動と⽇本の伝統文化の⼀端を伝えることができた。文化院の院長室にはこれまで交換した贈り 物が展⽰され、資料室には甲賀市のマップや⼤原⾃治振興会の広報まで、とても驚きであった。
文化院長の「交流は、物や規模より心が⼤切」という 言葉が心に残っている。文化院の 事務局長からは、「甲賀市で民話の本を⾒て利川で も同様なものを作成した。交流で何か互いに学ぶべ きことがある。みなさんも利川で何か発⾒して⽣かしてほしい」とのアドバイスをいただいた。
Topic02 利川市 中学⽣派遣 9/6-9/10
甲賀市の5人の中学⽣たちが利川市を訪れ、韓国の家庭⽣活や利川中学での学校⽣活を体験した。授業 では分からないことを熱心にメモしていた。
また、伝統衣装のチョゴリを試着し、陶芸作品を作 ったり、秋⼣(チュソク)の伝統⾏事について学んだり、ユンノリという昔遊びをしたりして、異文化 を存分に楽しく学んだ。

Topic03 利川市中学⽣ 受入れ 11/29-12/3
11⽉29⽇、姉妹都市である韓国利川市の中学⽣6名が、甲賀市を訪問した。彼らを迎い受けた甲賀市の中学⽣たちは、つい3か⽉前に利川市を訪問し、韓国の文化を経験したばかり。歓迎会では、利川の⽣徒達に「いろんな屋台」や餅つき等⼯夫を凝らし、「⽇本の夏祭り」を体験してもらった。季節外れだが、 にぎわいで、みなくるプラザのホールに夏が戻ってきたようだ った。12⽉2⽇の送別会では、利川中学⽣による出し物や甲賀市で体験したことを出し合い、中には流暢な⽇本語で発表する ⽣徒もいた。

Topic04 米国ミシガン州友好使節団受入れ 7/11-15
ミシガン州からの友好親善使節団受入事業として、甲賀市まちづくり活動センター「まるー む」において歓迎交流食事会を実施した。食事会では、おにぎり弁当やそうめんなど日本の食 文化を取り入れ、参加者が食を通じて自然に打 ち解けられる場を提供した。また、地元中学生 や地域ボランティアとの自由交流の時間で、英語による自然な会話が生まれ、世代を超えた国 際異文化交流の場となった。
滞在中の土日には、ホストファミリーとともに 市内各所を巡り、大池寺での日本庭園鑑賞と茶席体験、陶芸の森やリアル忍者館、信楽高原鐵 道の乗車体験など、甲賀市ならではの観光・文 化体験をしました。さらに、書道の毛筆体験で は日本文化への理解を深め、小学生の登校時見 守り活動や挨拶運動への参加を通じて、地域の 日常生活に触れる貴重な機会ともなった。
滞在の締めくくりとして行ったフェアウェルパーティーを兼ねた歓迎交流会では、姉妹都市の紹介、日本の歌の披露、使節団員によるマジックショ ーなど多彩なプログラムを実施し、若年層や子どもたちの参加も多く見ら れた。本事業を通じ、市民参加型の国際交流の意義が再確認され、国際理 解教育の推進や観光・産業分野への波及効果が期待されることから、今後も継続的かつ気軽に参加できる交流機会の拡充が求められる。

◇日本語交流チーム
Topic05 やさつなまちあるき「大池寺へ行こう」 6/8
⽼若男女、8カ国(⽇本含む)の多様な人々が参加。高齢者には家族の運転で 現地へ⾏ってもらうなど、臨機応変に対応した。子どもたちには、お寺の拝観 は少し難しいようだったが、遠⾜気分で家族のいいふれあいの機会になったと いう声もあった。
イベントの終わりにいつも参加者の声を聞くようにしてるが、今回も参加者全 員に感想を述べてもらった。⼤池寺や庭園に感動したという声もさることなが ら、⾏き帰りの道中で参加者どうしいろんな話ができたのがとても楽しかった という声がたくさんあった。チームで⼀番⼤切にしている、活動を通して交流 を深める機会作りができた。
地元にいながら⼤池寺を訪問したことがなかったメンバーもいたが、下⾒を兼 ねて直前に⼤池寺に⾏ったり、HPで⼤池寺について調べたり、地元の良さを知 るいい機会になった。

◇国際教育チーム
Topic06 利川市新屯⼩学校と⼩原⼩学校のオンライン交流会 (世界まなびじゅく) 7/3,15
甲賀市立⼩原⼩学校は、新屯⼩学校との交流を通して、外国の文化に興味 を持ち理解を深め、⾃分の国の文化、⼩学校について伝える⽬的で⾏っている。2025年1⽉発⾏予定の「甲賀市の姉妹都市」に以下のような記述が ある。
・・・「2001世界陶磁器エキスポ」期間中、⽇本館には信楽町からも利川市の友好関係として「信楽焼」を出展し、特設ブースには信楽陶芸家グル ープの作品も展⽰された。 また、交流エリアには⼩原⼩学校児童の陶器作品も展⽰されました。これは、新屯⼩学校と⼩原⼩学校が姉妹校の提携を結んで以来、情報交換のほか、両校の陶磁器作品の交換を続けてきたことから実現したもので、新屯 ⼩学校内にも過去に交換した⼩原⼩学校児童の作品が展⽰された・・・

甲賀市信楽町の⼩原⼩学校は、韓国・利川市の新屯⼩学校とオンラインで2 回の国際交流会を⾏った。両校を画⾯でつなぎ、学校紹介や地域の特色の発 表、クイズを交えた交流活動など、多様なプログラムを実施した。
学校紹介では、⼩原⼩学校が信楽焼や地域の⾃然、学校⾏事などを紹介し、 新屯⼩学校からは利川市の特産品や学校での学びが紹介された。児童たち は、利川市で桃や半導体、陶器づくりが盛んなこと、⽇本と韓国で給食や文 化に違いがあることなど、多くの新しい知識を得た。
画⾯越えの交流タイムでは、互いに質問したり、簡単なゲームを⾏ったりし ながらコミュニケーションを深めた。初めは緊張していた児童も、相⼿校の 児童が明るく話してくれたことで安心し、会話がはずむ様子が⾒られた。
また、韓国語での⾃⼰紹介にも挑戦し、事前に練習した言葉を使って挨拶を 交わした。「発音が難しかった」「もっと話せるようになりたい」などの声も あり、言語や文化への興味がさらに高まったことがうかがえる。
フラットキッズプロジェクトでは、ペアになった相⼿の紙人形と写真を撮っ たり、お互いの⽣活や地域について紹介し合ったりする活動をしており、「ま た話したい」「⼿紙を送り合って仲良くなりたい」など、今後の交流への期待 が広がっている。
今回の交流会は、子どもたちが国をこえて友だちを作り、互いの文化を理解 するきっかけとなる貴重な機会となった。
Topic07 ハロウィーンパーティー 10/26
⼩学⽣を対象としたハロウィンパーティーを甲南情報交流セ ンター(忍の⾥ぷらら)で開催、当⽇は約110名の方が来場 し、ALTの先⽣や外国籍のゲスト、協会の⽇本語教室で勉強す る学習者など、アメリカ、タイ、ペルーをはじめとする多国 籍の皆さんが集まった。
会場では、ゲストや子どもたちがオリジナリティ溢れた仮装 に、外国のおばけの紹介や遊び・ゲームコーナーが設けら れ、子どもたちは楽しみながら異文化に触れることができ た。また、当⽇は中・高校⽣スタッフも参加し、子どもたち の活動をサポートしながら遊びを通して⾃然に異文化を学べ る、貴重な場ともなった。イベントの最後にはお菓子をプレ ゼント。子どもたちは “Trick or Treat!!”と笑顔でお菓子を受け 取り、国や言葉の違いを越えて交流する異文化のイベントを 楽しんだ。

◇地域交流チーム
Topic08 ネイチャー体験で交流が深まる
<ネイチャー体験の実施概要>
11⽉16⽇、水⼝町松尾の⾥山をフィールドに活動する NPO法人甲賀の 環境・⾥山元気会 を会場として、ネイチャー体験を実施した。
当⽇は参加者52名(子ども19名)が参加し、中国、アメリカ、イン ド、インドネシアなど、多様な国や文化的背景を持つ方々が集った。 同じ⾃然の中で体験を共有し、屋外で食事をともにすることで、世代や 国籍を超えた交流が⽣まれる⼀⽇となった。
<⾥山ならではの体験内容>
⾥山の⾃然や暮らしの知恵を体感できるプログラムを実施した。
伝統的なかまど「おくどさん」で薪を使って炊いたご飯は、⾥山なら ではの体験として印象に残った。
子どもたちは、⽊と⽊をこすり合わせて火を起こす「火おこし体験」に 特に夢中になり、何度も挑戦する姿が⾒られた。
そのほか、丸太切りやざりがに釣りなど、⾃然と直接関わる体験を通 して学ぶ機会が提供された。
<⾥山元気会について>
⾥山元気会は、森林整備や⾃然体験、環境学習などを通じて、⾥山の⾵ 景と価値を次世代へつなぐ活動を⾏っている団体である。
⼿作りの遊具やツリーハウスのあるフィールドは、子ども連れや初心 者でも参加しやすい環境が整えられている。


近代文明のシス テムの恩恵を被っている私たち は、⼤災害が起 これば無⼒にな るという寺⽥虎彦「天災と防 災」の言葉を思 い出す。⽇常の 便利な⽣活から 離れたネイチャ ー体験は、そん な⾯でも意味が ある。

◇日本語教室
Topic09 日本語教室 虹
⽇本語を母語としない人への⽇本語学習支援として、 それぞれ以下のスケジュールで実施

学習者の国籍:オーストラリア・ベトナム・中国・ブラ ジル・ペルー・ネパール・ミャンマー・イギリス・スリ ランカ・インドネシア・フィリピン
学習希望者が多く、クラス分けに苦労したが、できる限り 希望に合わせて学習の機会を提供できた。
また、交流会でボランティア相互また学習者との交流がで き、学習者には⽇本の文化の紹介ができた。
学習会を8回実施し、導入の仕方を実践学習し、効果が⾒ら れた。
フェスタに参加し、⽇本語教室の紹介ができ、多くの人に 知っていただいた。

Topic10 にんじゃ 日本語教室
外国人住民の⽇本語学習支援、⽇本語学習支援を通して⽣まれる交流促進

⽇本語教室へ来ることで、他国の学習者とつながれる喜びの声 を聞くことができ、お互いが情報交換をする姿が⾒られた。
学習希望者・申込者が増えており、昨年度より開催数が増えた ことで学習者に喜ばれている。週末の学習希望者が多かったた め、最⼤で5名程度の待機ができた。



学習者が⽣活や地域の情報などを理解できるよう になり、教室内・地域・ 他チームとのつながりを つくり、活躍できるよう になっている。
Topic11 子ども学習会
海外にルーツを持つ⼩・中学⽣を対象とした子ども学習会を、毎週⼟曜⽇、甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」で実施してい る。学習会では、ボランティアを中心に⼀人ひとりに寄り添い、子どもの理解度や状況に合わせてT寧な学習支援を⾏っている。学習内容はその⽇ごとに子ども⾃身が決めており、宿題のサポートや苦⼿分野の復習など、それぞれのペースに応じた学びが進められている。学校の授業では⼗分に時間を取ることが難しい内容についても、安心して質問し、じっくり取り組める場となっている。
学習会は、子どもたちが⾃分らしく学び、安心して過ごせる居場所 としての役割も担っており、地域とつながりながら成長を支える取 り組みとなっている。


