国フェス 2025
知る・体験する・つながる

国フェス2025では、日本・ベトナム・
中国・ブラジルなど、計10組の皆さま
にご参加いただき、多文化の魅力あふ
れるファッションショーを披露してい
ただきました。
華やかな衣装と笑顔が会場を包み、国
や文化を越えたつながりを感じられる
ひとときとなりました。
写真:ファッションショー(インドネシアの紹介)
TOPICS
| 協会交流事業 ❒ 海外交流チーム: ・韓国利川市 市民・文化交流 ・利川市 中学生派遣 受入れ ・米国ミシガン州友好使節団受入れ ❒ 日本語交流チーム: ・やさつなまちあるき「大池寺へ行こう」 ❒ 国際教育チーム: ・利川市新屯小学校と小原小学校のオンライン交流会 ・ハロウィン ❒ 地域交流チーム:ネイチャー体験 ❒姉妹都市冊子 ❒ 日本語教室: ・ 日本語教室虹」 ・ にんじゃ日本語教室 ❒ こども学習教室: ・こども学習会 ❒国際交流フェスタ:「国フェス2025」 | ❒ 日本語教室: ・ 日本語教室虹」 ・ にんじゃ日本語教室 ❒ こども学習教室: ・こども学習会 ❒国際交流フェスタ:「国フェス2025」 多文化共生センター事業 ❒ 多文化防災: ・甲賀市外国人防災リーダーの育成 ・災害時外国人支援用ピクトグラムの普及 ❒ 異文化理解:ベトナムの中秋節 |
地域交流事業
海外交流チーム

Topic 01 韓国 利川市 市民・文化交流 8/29-9/1
昨年度、利川「亀遊び保存会」の公演で、「すいりょう太鼓」がケンケト保存会とコラボしたが、今回、市民交流団14名と共に市文化交流事業として6名のすいりょう太鼓団員が訪問。30日には利川無形文化遺産伝授館でのイベント「風流」で、来場者に大きな感動と日本の伝統文化の一端を伝えることができた。文化院の院長室にはこれまで交換した贈り物が展示され、資料室には甲賀市のマップや大原自治振興会の広報まで、とても驚きであった。文化院長の「交流は、物や規模より心が大切」という言葉が心に残っている。文化院の事務局長からは、「甲賀市で民話の本を見て利川でも同様なものを作成した。交流で何か互いに学ぶべきことがある。みなさんも利川で何か発見して生かしてほしい」とのアドバイスをいただいた。

参加者感想
・昨年の甲賀市市制20周年記念式典にて、亀遊び保存会の皆様との文化交流がきっかけで、利川市で開催されている伝統文化遺産の庭“風流”に和太鼓演奏する公演団として参加した。日頃簡単にできる太鼓の運搬に頭を悩ませたが、演奏では現地の皆様に大変喜んでいただき、あの日の感動と安心は忘れられない時間である。
・歴史や文化に触れ、伝統的韓屋で幸運にも??(竹笛)が間近で聞けたこと、??(風流)の公演では小佐治すいりょう太鼓の演奏で市民と心が一つになる瞬間を肌で感じたこと、体験する全てに感動した。
・韓国の焼き物は赤土しか取れないので、中国の青磁に憧れて赤土に白い化粧をして作った高麗青磁や井戸茶碗が代表的な物と思っていたが、現代芸術や信楽風な宝瓶などもあってびっくりした。また若い太鼓の人のエネルギーに圧倒されてばかりだった。これからは、若い人を中心としてあのエネルギーで交流を続けていって欲しいと思う。

Topic 02 利川市 中学生派遣 9/6-9/10
甲賀市の5人の中学生たちが利川市を訪れ、韓国の家庭生活や利川中学での学校生活を体験した。授業では分からないことを熱心にメモしていた。
また、伝統衣装のチョゴリを試着し、陶芸作品を作ったり、秋夕(チュソク)の伝統行事について学んだり、ユンノリという昔遊びをしたりして、異文化を存分に楽しく学んだ。
Topic 03 利川市中学生 受入れ 11/29-12/3
11月29日、姉妹都市である韓国利川市の中学生6名が、甲賀市を訪問した。彼らを迎い受けた甲賀市の中学生たちは、つい3か月前に利川市を訪問し、韓国の文化を経験したばかり。歓迎会では、利川の生徒達に「いろんな屋台」や餅つき等工夫を凝らし、「日本の夏祭り」を体験してもらった。季節外れだが、にぎわいで、みなくるプラザのホールに夏が戻ってきたようだった。12月2日の送別会では、利川中学生による出し物や甲賀市で体験したことを出し合い、中には流暢な日本語で発表する生徒もいた。


Topic 04 米国ミシガン州友好使節団受入れ 7/11-15
ミシガン州からの友好親善使節団受入事業として、甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」において歓迎交流食事会を実施した。食事会では、おにぎり弁当やそうめんなど日本の食文化を取り入れ、参加者が食を通じて自然に打ち解けられる場を提供した。また、地元中学生や地域ボランティアとの自由交流の時間で、英語による自然な会話が生まれ、世代を超えた国際異文化交流の場となった。
滞在中の土日には、ホストファミリーとともに市内各所を巡り、大池寺での日本庭園鑑賞と茶席体験、陶芸の森やリアル忍者館、信楽高原鐵道の乗車体験など、甲賀市ならではの観光・文化体験をしました。さらに、書道の毛筆体験では日本文化への理解を深め、小学生の登校時見守り活動や挨拶運動への参加を通じて、地域の日常生活に触れる貴重な機会ともなった。
滞在の締めくくりとして行ったフェアウェルパーティーを兼ねた歓迎交流会では、姉妹都市の紹介、日本の歌の披露、使節団員によるマジックショーなど多彩なプログラムを実施し、若年層や子どもたちの参加も多く見られた。本事業を通じ、市民参加型の国際交流の意義が再確認され、国際理解教育の推進や観光・産業分野への波及効果が期待されることから、今後も継続的かつ気軽に参加できる交流機会の拡充が求められる。


日本語交流チーム
Topic5 やさつなまちあるき「大池寺へ行こう」 6/8

老若男女、8カ国(日本含む)の多様な人々が参加。高齢者には家族の運転で現地へ行ってもらうなど、臨機応変に対応した。子どもたちには、お寺の拝観は少し難しいようだったが、遠足気分で家族のいいふれあいの機会になったという声もあった。
イベントの終わりにいつも参加者の声を聞くようにしてるが、今回も参加者全員に感想を述べてもらった。大池寺や庭園に感動したという声もさることながら、行き帰りの道中で参加者どうしいろんな話ができたのがとても楽しかったという声がたくさんあった。チームで一番大切にしている、活動を通して交流を深める機会作りができた。
地元にいながら大池寺を訪問したことがなかったメンバーもいたが、下見を兼ねて直前に大池寺に行ったり、HPで大池寺について調べたり、地元の良さを知るいい機会になった。
国際教育チーム
Topic 6 利川市新屯小学校と小原小学校のオンライン交流会 (世界まなびじゅく) 7/3,15

甲賀市立小原小学校は、新屯小学校との交流を通して、外国の文化に興味を持ち理解を深め、自分の国の文化、小学校について伝える目的で行っている。2025年1月発行予定の「甲賀市の姉妹都市」に以下のような記述がある。
・・・「2001世界陶磁器エキスポ」期間中、日本館には信楽町からも利川市の友好関係として「信楽焼」を出展し、特設ブースには信楽陶芸家グループの作品も展示された。
また、交流エリアには小原小学校児童の陶器作品も展示されました。これは、新屯小学校と小原小学校が姉妹校の提携を結んで以来、情報交換のほか、両校の陶磁器作品の交換を続けてきたことから実現したもので、新屯小学校内にも過去に交換した小原小学校児童の作品が展示された・・・
オンライン交流


甲賀市信楽町の小原小学校は、韓国・利川市の新屯小学校とオンラインで2回の国際交流会を行った。両校を画面でつなぎ、学校紹介や地域の特色の発表、クイズを交えた交流活動など、多様なプログラムを実施した。
学校紹介では、小原小学校が信楽焼や地域の自然、学校行事などを紹介し、新屯小学校からは利川市の特産品や学校での学びが紹介された。児童たちは、利川市で桃や半導体、陶器づくりが盛んなこと、日本と韓国で給食や文化に違いがあることなど、多くの新しい知識を得た。
画面越えの交流タイムでは、互いに質問したり、簡単なゲームを行ったりしながらコミュニケーションを深めた。初めは緊張していた児童も、相手校の児童が明るく話してくれたことで安心し、会話がはずむ様子が見られた。
また、韓国語での自己紹介にも挑戦し、事前に練習した言葉を使って挨拶を交わした。「発音が難しかった」「もっと話せるようになりたい」などの声もあり、言語や文化への興味がさらに高まったことがうかがえる。
フラットキッズプロジェクトでは、ペアになった相手の紙人形と写真を撮ったり、お互いの生活や地域について紹介し合ったりする活動をしており、「また話したい」「手紙を送り合って仲良くなりたい」など、今後の交流への期待が広がっている。
今回の交流会は、子どもたちが国をこえて友だちを作り、互いの文化を理解するきっかけとなる貴重な機会となった。
Topic 7 ハロウィーンパーティ 10/26

小学生を対象としたハロウィンパーティーを甲南情報交流センター(忍の里ぷらら)で開催、当日は約110名の方が来場し、ALTの先生や外国籍のゲスト、協会の日本語教室で勉強する学習者など、アメリカ、タイ、ペルーをはじめとする多国籍の皆さんが集まった。
会場では、ゲストや子どもたちがオリジナリティ溢れた仮装に、外国のおばけの紹介や遊び・ゲームコーナーが設けられ、子どもたちは楽しみながら異文化に触れることができた。また、当日は中・高校生スタッフも参加し、子どもたちの活動をサポートしながら遊びを通して自然に異文化を学べる、貴重な場ともなった。イベントの最後にはお菓子をプレゼント。子どもたちは “Trick or Treat!!”と笑顔でお菓子を受け取り、国や言葉の違いを越えて交流する異文化のイベントを楽しんだ。
地域交流チーム
Topic 8 ネイチャー体験で交流が深まる
ネイチャー体験の実施概要
11月16日、水口町松尾の里山をフィールドに活動する NPO法人甲賀の環境・里山元気会 を会場として、ネイチャー体験を実施した。
当日は参加者52名(子ども19名)が参加し、中国、アメリカ、インド、インドネシアなど、多様な国や文化的背景を持つ方々が集った。同じ自然の中で体験を共有し、屋外で食事をともにすることで、世代や国籍を超えた交流が生まれる一日となった。
![]() | 里山ならではの体験内容 里山の自然や暮らしの知恵を体感できるプログラムを実施した。 伝統的なかまど「おくどさん」で薪を使って炊いたご飯は、里山ならではの体験として印象に残った。子どもたちは、木と木をこすり合わせて火を起こす「火おこし体験」に特に夢中になり、何度も挑戦する姿が見られた。 そのほか、丸太切りやざりがに釣りなど、自然と直接関わる体験を通して学ぶ機会が提供された。 ![]() |

里山元気会について
里山元気会は、森林整備や自然体験、環境学習などを通じて、里山の風景と価値を次世代へつなぐ活動を行っている団体である。
手作りの遊具やツリーハウスのあるフィールドは、子ども連れや初心者でも参加しやすい環境が整えられている。

近代文明のシステムの恩恵を被っている私たちは、大災害が起これば無力になるという寺田虎彦「天災と防災」の言葉を思い出す。日常の便利な生活から離れたネイチャー体験は、そんな面でも意味がある。
日本語教室
Topic 9 日本語教室 虹
日本語を母語としない人への日本語学習支援として、それぞれ以下のスケジュールで実施


学習者の国籍:オーストラリア・ベトナム・中国・ブラジル・ペルー・ネパール
・ミャンマー・イギリス・スリランカ・インドネシア・フィリピン
学習希望者が多く、クラス分けに苦労したが、できる限り希望に合わせて学習の機会を提供できた。また、交流会でボランティア相互また学習者との交流ができ、学習者には日本の文化の紹介ができた。学習会を8回実施し、導入の仕方を実践学習し、効果が見られた。
フェスタに参加し、日本語教室の紹介ができ、多くの人に知っていただいた。
Topic10 にんじゃ 日本語教室
外国人住民の日本語学習支援、日本語学習支援を通して生まれる交流促進

日本語教室へ来ることで、他国の学習者とつながれる喜びの声を聞くことができ、お互いが情報交換をする姿が見られた。
学習希望者・申込者が増えており、昨年度より開催数が増えたことで学習者に喜ばれている。週末の学習希望者が多かったため、最大で5名程度の待機ができた。
学習者が生活や地域の情報などを理解できるようになり、教室内・地域・他チームとのつながりをつくり、活躍できるようになっている。



Topic11 子ども学習会
海外にルーツを持つ小・中学生を対象とした子ども学習会を、毎週土曜日、甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」で実施している。学習会では、ボランティアを中心に一人ひとりに寄り添い、子どもの理解度や状況に合わせて丁寧な学習支援を行っている。学習内容はその日ごとに子ども自身が決めており、宿題のサポートや苦手分野の復習など、それぞれのペースに応じた学びが進められている。学校の授業では十分に時間を取ることが難しい内容についても、安心して質問し、じっくり取り組める場となっている。
学習会は、子どもたちが自分らしく学び、安心して過ごせる居場所としての役割も担っており、地域とつながりながら成長を支える取り組みとなっている。

Topic 12 国際交流フェスタ「国フェス2025」10/12
多文化が集い、つながる一日となりました。
当日は雨天にもかかわらず、約800名を超える来場者が会場を訪れ、ホール内は立ち見が出るほどのにぎわいとなった。ステージプログラムや展示を通して、さまざまな国や文化に触れられる、多文化ならではの雰囲気に包まれた一日であった。
会場には家族連れや地域住民など幅広い世代が参加し、拍手や声援が会場全体に広がるなど、一体感のある空間が生まれた。多文化交流への関心の高さと、地域がつながる力を感じられる時間となった。

来場者の出身地を知る取り組みとして、国別・地域別の欄を設け、シールを貼ってもらう形で可視化を行った。日本をはじめ、ブラジル、ベトナム、ペルー、インドのほか、南米、アフリカ、アジア、欧州、中東など、多様な国や地域にルーツを持つ人々が参加しており、国フェスならではの広がりが感じられた。
会場には、飲食ブースをはじめ、体験型企画や相談ブース、ステージ発表など、食・体験・相談・ステージがそろった多彩な出店・出展が並んだ。来場者はそれぞれの関心に合わせて会場を巡り、食や体験を通して自然な交流が生まれる様子が見られた。ステージでのPRタイムでは、出店者の紹介やアンケート実施のお知らせも行われ、各ブースの取り組みを知ってもらう機会となった。
また、協会が日ごろ取り組んでいる活動や教室については、模造紙を用いた展示で紹介し、来場者に活動内容や思いを伝えた。国フェスを通して、楽しみながら協会の取り組みを知ってもらう機会ともなった。
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ファッションショーには、10組・32名の方が参加し、各国の民族衣装や伝統文化を紹介した。各国の映像や音楽とともに、参加者がランウェイを歩き、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
ショーの最後には、観客全員で「どこの国でしょうか?」と考えるクイズを実施し、楽しみながら異文化を知る時間となった。
予想以上の観客の声援と拍手により、ファッションショーは大盛況のうちに終了した。参加者からは、「自分の国を紹介できる貴重な機会だった」
「とても楽しく、ぜひ来年も参加したい」といった声も聞かれ、心に残る交流の場となった。
相 談
多文化共生センター事業の一環として、国フェス当日も相談窓口を設置した。当日は、弁護士による法律相談や大阪出入国在留管理局による在留資格相談、行政相談員による行政相談コーナーを設け、家庭、経済、不動産、行政手続きなど、来場者のさまざまな相談に対応した。国フェスという開かれた場で相談事業を実施することで、多文化共生センターの支援体制や役割を広く知ってもらう機会となった。

食ブース

食体験
今年の国フェスでは、ベトナム料理ブンカ、簡単に作れる非常食(蒸しパン)フィリピン料理メヌードを調理体験、参加者の大半は、これまで協会とつながりのなかった人達で、調理という活動を通して、言葉を超えて講師と参加者、参加者同士が交流し、相互理解を深めることができた。

① ベトナム料理 ブンカ
講師は、伴谷地域の料理教室やまるーむ主催の「まちカレ」でも料理教室を実施したことがあるファムチュンさん。
ブンカは魚のスープの?料理。参加者の中には小さな子供もいて、馴染みのない味に戸惑うのではないかと心配したが、みんなきれいに完食した。

② 非常食(蒸しパン)
講師は綾野地区の防災士である北村正之さん。体験型の防災教室、災害時の非常食として蒸しパン作りをした。
茹で上がりを待つ間、北村さんから非常食や、カセットコンロについての紹介があった。カセットコンロの使用期限については、参加者から「知らなかった」という声が上がっていた。(カセットコンロの使用期限は製造後約10年、カセットボンベは約7年)

③フィリピン料理 メヌード
講師は、牧ロウェナ、ナティビさん親子。フィリピンでは家族が集まって食事する機会が多いそうで、2人は慣れた手つきで準備、調理を進めていた。
メヌードは豚肉やレバー、じゃがいもやにんじんなどの野菜をトマトで煮込んだ家庭料理。甲賀市近隣にはフィリピン料理のレストランがないため、普段味わうことができない貴重な体験となった。
物販・展示


多文化共生センター事業
甲賀市からの委託により実施している多文化共生センター事業は、前年度まで「相談窓口」「日本語教室」「こどもの学習支援」を中心とした三本柱で運営してきた。
今年度からは、地域のニーズの多様化に対応するため、「生活支援」「定住促進・雇用支援」「コミュニティ支援」「多文化防災」の四本柱へと事業を再編し、より総合的な支援体制を構築している。
とくに「多文化防災」では、災害時のみならず平時からの備えと啓発を重視し、日常的に取り組むべき防災・減災の活動を位置づけている。 本冊子では、その具体的な取組内容を紹介する。
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Topic 01 一歩進んだ多文化防災 甲賀市外国人防災リーダーの養成

これまでの甲賀市や国際交流協会がおこなった調査で、外国人市民は、①日本語情報の理解が困難、②困りごとは同胞のコミュニティに頼っている、③災害情報はインターネットで入手、が防災課題として明らかになった。
そこで、外国人市民を支援する人材が必要となり、母語で正確な情報を迅速に伝え支援する人材として、「外国人防災リーダー」を育成することに至った。当育成講座は、甲賀市市民活動推進課、甲賀市防災士連絡会、甲賀市多文化共生推進室、甲賀市危機管理課、甲賀市社会福祉協議会の連携で推進している。
まず、10月26日の第1回研修では、①甲賀市の災害と防災対策、②甲賀市災害ボランティアセンターについて、③甲賀市消防団について、2回目の11月8日は、①災害時外国人支援に必要な通訳・翻訳スキルについて、②外国人防災リーダーの登録と今後の活動について学んだ。
Topic 02 災害時外国人支援用ピクトグラムの普及
11月16日、甲賀市総合防災訓練が甲賀町鹿深夢の森・かふか生涯学習館で行われた。協会は、甲賀市災害福祉ネットワークと共催、外国人防災リーダー事業の紹介、多文化防災の重点項目であるピクトグラム啓発ブースを開設した。今年度は従来の数倍の来場者があった。

甲賀市総合防災訓練と同日に実施した「甲賀市外国人防災リーダー任命式」では、代表として山本ペドロさんが抱負を発表し、「来日したばかりの頃は言葉の壁が原因で生活に必要な情報が得られなかった。またブラジルには地震がないため、災害に関する知識もなかった。研修で学んだことを周りに伝えたい。」と話した。
訓練実施後、表明憲さんが自身の運営するRadioShigaで取り組みを紹介した他、山本ペドロさんや関谷光子さんもSNSで活動を投稿するなど、自主的な情報発信が見られた。

Topic 03 オリジナルピクトグラムを描く体験

総合訓練の来場者には、「あったらいいな」と思うピクトグラムを自由に描いていただく参加型ワークを実施した。
子どもたちを中心に約100名が参加し、日常生活で役立つ案内表示や、自分がほしいと思うサインを想像しながら、オリジナルピクトグラムづくりを楽しんだ。
完成した作品には、ユニークな発想や柔軟な視点が数多く見られ、多文化のまちにおける新しい気づきにつながる貴重な機会となった。
Topic 4 ベトナムの中秋節(T?t Trung Thu)を開催しました 10/5

10月5日、水口公園でベトナムの伝統行事「中秋節(T?t Trung Thu)」を開催した。
雨の中にもかかわらず、市内外から約300名が集まり、会場は大いににぎわいを見せた。
中秋節は「子どものための日」ともいわれ、家族で月を眺めながら子どもの成長を祝う、ベトナムにとって大切な行事である。当日は、ベトナムコミュニティによる手作りの装飾が会場を彩り、フォーや月餅などの販売も行われ、本場の雰囲気を楽しむことができた。

日本人の参加も多く、「ベトナム文化を知る良い機会になった」「交流が楽しかった」といった声が寄せられた。子どもたちがランタンを手に笑顔で過ごす姿が印象的で、世代や国籍をこえて温かな交流が生まれた。
今回のイベントを通じて、ベトナムコミュニティと地域のつながりが一段と深まり、多文化共生の重要性を改めて実感する一日となった。来年度も天候対策を講じながら、地域とともに楽しめるイベントづくりを進めていく。
ランタンパレードの様子
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最近の話題
近年、甲賀市では外国人住民が増加しており、とくにベトナム出身者はブラジルに次いで2番目に多い国籍となっている。市内の企業や学校、地域のさまざまな場面でベトナムの方と出会う機会が増え、日常の中で多文化がより身近に感じられるようになってきた。
こうした背景のもと、ベトナムの文化行事や地域との交流イベントが活発になり、市民の関心も高まりを見せている。今回の中秋節イベントのように、国や文化をこえて人々が集い合う場が広がっていることは、地域の豊かさにもつながっている。
今後も、多様な文化がいきいきと共存するまちの実現に向けて、協会では情報発信や交流の場づくりに取り組んでいく。
甲賀市国際交流協会の公式LINEのご案内

最新のお知らせやイベント情報をお届けする、公式LINEをぜひご登録ください。多文化共生に関する情報や日本語教室・相談窓口の案内など、便利な情報を定期的に配信しています。
(一社)甲賀市国際交流協会 Koka International Society
〒528-0023 甲賀市水口町本丸1-20
TEL:0748-63-8728 FAX:0748-70-6468
Email: mifa@mx.biwa.ne.jp HP: https://kis-koka.org












