国際交流フェスタ「国フェス」

◇国際交流フェスタ「国フェス2025」

★多文化が集い、つながる⼀⽇となりました

 当⽇は⾬天にもかかわらず、約800名を超える来場者が会場を訪れ、ホール内は立ち⾒が出るほど のにぎわいとなった。ステージプログラムや展⽰を通して、さまざまな国や文化に触れられる、多 文化ならではの雰囲気に包まれた⼀⽇であった。
 会場には家族連れや地域住民など幅広い世代が参加し、拍⼿や声援が会場全体に広がるなど、⼀体 感のある空間が⽣まれた。多文化交流への関心の高さと、地域がつながる⼒を感じられる時間とな った。
 来場者の出身地を知る取り組みとして、国別・地域別の欄を設け、シールを貼ってもらう形で可視 化を⾏った。⽇本をはじめ、ブラジル、ベトナム、ペルー、インドのほか、南⽶、アフリカ、アジ ア、欧州、中東など、多様な国や地域にルーツを持つ人々が参加しており、国フェスならではの広 がりが感じられた。
 会場には、飲食ブースをはじめ、体験型企画や相談ブース、ステージ発表など、食・体験・相談・ ステージがそろった多彩な出店・出展が並んだ。来場者はそれぞれの関心に合わせて会場を巡り、 食や体験を通して⾃然な交流が⽣まれる様子が⾒られた。ステージでのPRタイムでは、出店者の 紹介やアンケート実施のお知らせも⾏われ、各ブースの取り組みを知ってもらう機会となった。 また、協会が⽇ごろ取り組んでいる活動や教室については、模造紙を⽤いた展⽰で紹介し、来場者 に活動内容や思いを伝えた。国フェスを通して、楽しみながら協会の取り組みを知ってもらう機会 ともなった。

 ファッションショーには、10組・32名の方が参加 し、各国の民族衣装や伝統文化を紹介した。各国 の映像や音楽とともに、参加者がランウェイを歩 き、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
 ショーの最後には、観客全員で「どこの国でしょ うか?」と考えるクイズを実施し、楽しみながら 異文化を知る時間となった。
予 想以上の観客の声援と拍⼿により、ファッショ ンショーは⼤盛況のうちに終了した。参加者から は、「⾃分の国を紹介できる貴重な機会だった」 「とても楽しく、ぜひ来年も参加したい」といっ た声も聞かれ、心に残る交流の場となった。

<相 談>

 多文化共⽣センター事業の⼀環として、国 フェス当⽇も相談窓⼝を設置した。当⽇ は、弁護⼠による法律相談や⼤阪出入国在 留管理局による在留資格相談、⾏政相談員 による⾏政相談コーナーを設け、家庭、経 済、不動産、⾏政⼿続きなど、来場者のさ まざまな相談に対応した。国フェスという 開かれた場で相談事業を実施することで、 多文化共⽣センターの支援体制や役割を広 く知ってもらう機会となった。

<食ブース>
<食体験>

 今年の国フェスでは、ベトナム料理ブンカ、簡単に作れる非常食(蒸しパン)フィリピン料理メヌードを調理体験、参加者の⼤半は、これまで協会とつながりのなかった人達で、調理という活動を通して、言葉を超えて講師と参加者、参加者 同⼠が交流し、相互理解を深めることができた。

(1) ベトナム料理 ブンカ
 講師は、伴谷地域の料理教室やまるーむ主催の「まちカレ」で も料理教室を実施したことがあるファムチュンさん。
 ブンカは⿂のスープの麵料理。参加者の中には⼩さな子供もい て、馴染みのない味に戸惑うのではないかと心配したが、みん なきれいに完食した。

(2) 非常食(蒸しパン)
 講師は綾野地区の防災⼠である北村正之さん。体験型の防災教室、 災害時の非常食として蒸しパン作りをした。
 茹で上がりを待つ間、北村さんから非常食や、カセットコンロにつ いての紹介があった。カセットコンロの使⽤期限については、参加者から「知らなかった」という声が上がっていた。(カセットコン ロの使⽤期限は製造後約10年、カセットボンベは約7年)

(3) フィリピン料理 メヌード
 講師は、牧ロウェナ、ナティビさん親子。フィリピンでは家族が集 まって食事する機会が多いそうで、2人は慣れた⼿つきで準備、調 理を進めていた。
 メヌードは豚⾁やレバー、じゃがいもやにんじんなどの野菜をトマ トで煮込んだ家庭料理。甲賀市近隣にはフィリピン料理のレストラ ンがないため、普段味わうことができない貴重な体験となった。

<物販・展示>